【消費者金融で借金】お金を借りると作る現金化を比較してわかること

現金化をする業者と言いますが、結果的には借金をしていることと同じです。要するに消費者金融と同じようにかたちが異なる借金をしていることになります。

貸金業者と現金化業者を比較してみるとわかりやすい事実があります。これから現金化を利用する人は理解しておくと良いでしょう。

どこからもお金を借りることができない人ほど現金化を利用する人が多いです。

貸金業者を利用するには審査が必要です。そのために必要書類などを揃えなければならず、在籍確認なども必要になり、そんな手間を掛けたにもかかわらず審査に落とされてお金を借りることができないこともあります。

そのような結果になる可能性が高い人こそ現金化を利用しています。

お金を求めている方には有り難い現金サービス

クレジットカードや携帯電話のキャリア決済の枠があれば、申込みをするだけで特別な審査など必要なく、お金にすることができます。

ただし身分証明書やクレジットカードの写真など提出を求められますので、この点は貸金業者に申し込みをするときと同じです。ただし審査がない分、お金を求めている人には利用しやすいと言えるでしょう。

貸金業者のような審査がなく、クレジットカードやキャリア決済の枠さえあれば、現金にすることができるのも違いですが、気になるのは利息になるでしょう。

明らかに現金化の方が高いことを理解しておかないと、うまく利用することができません。

貸金業者からお金を借りると、上限の20%以内の利息を支払う必要があります。

現金化業者になると、まずクレジットカード会社の利息分もしくはキャリア決済の手数料と同時に換金率と呼ばれる現金化業者にサービス料を支払わないといけません。

実質の手数料になります。8割の換金率となると2万円の商品の購入で、16,000円が利用者のもとに入り、その差額が業者に入ります。

このような仕組みで実質年率を計算すると明らかに20%を超える計算になります。

よって貸金業者よりも損をすることを前提にして、それを理解してから現金化を利用しなければなりません。その覚悟を持っている人こそが利用するに値します。

ぼったくりのように感じる人も多いでしょう。そのような人には利用することはできません。

ただしこれを貸金業者からお金を借りることができない人から見ると、手数料として理解することもできます。

どこからも借りることができないけれど、ぼったくりのような手数料を支払えば、手軽にお金にできることを望む人こそ、現金化のシステムは優れていると言えます。

手数料は、簡潔な現金化の手順として安く見ることができます。

貸金業者を利用するには、身分証明書が必要になり、場合によっては収入証明書の提出も求められます。

あとは申し込みした内容としっかりと返済をするための確認として、在籍確認があります。

審査のなかでもっとも重要なひとつになっている在籍確認は、職場に電話が来ることで嫌う人が多いです。

そのような手順を踏まえて行うのが貸金業者になりますが、一方現金化業者はそのような面倒なことは一切ありません。身分証明書と利用するカードの情報の提出は必要ですが、面倒である在籍確認も一切ないことから、これを手数料とみれば安くなると考える人も多いです。どちらかを選ぶのは利用者の事情次第ですが、考え方によっては良き手段になることもあります。

現金化=古物商ということをお忘れなく

貸金業法に定められている許可がないと消費者金融を営むことはできません。

一方現金化業者は、貸金業者としての許可を持っていません。

よって貸金業者は合法であり、現金化業者は違法であるという認識を持つ人も多いですが、その判断は時期尚早になります。現金化業者はあくまでも古物商であり、貸金業者ではありません。

ここにこそ現金化業者として運営できている理由になります。

指定した商品を購入させ、それを買取ることが商行為になっていますので、違法ではありません。

ただしホームページ上に書かれていることが多い「国の許可を持っている」等のキャッチフレーズは、あくまでも古物商であり、貸金業者の許可でもなく、現金化する業者でもありません。クレジットカードの枠を使った現金化をする業者の商行為を、国は認めていないことも知っておきましょう。

以上、消費者金融のお金を借りると作る現金化を比較してわかること…でした。貸金業者と現金化業者の違いを知ることで、現金化に向いていない人がわかるでしょう。

現金化する人の多くが何らかの事情を抱えている人です。

むしろ抱えていなければ、貸金業者を利用した方がメリットになります。どうしてもお金が必要である人の最終手段として、現金化があることを理解しておきましょう。